オピネルNo8買ったり分解とかしたお話
突然だけどオピネルの#8ステンレスを買いました。
これ。
キャンプしたときに、もうちょい手軽に調理やらなんやらに充てられる御洒落なナイフ無いかなぁと探していたら地元のアウトドア屋さんで発見。
ホントはカーボンスチールが欲しかったんだけど無かったのでステンレスを買いました。
ネットでオピネルナイフの情報を探していると
- ハンドルが吸水性高く膨張しやすい材質の為油漬けした方が良い
- 同じ理由でナイフが出しづらくなるので削って開きやすくしておいた方が良い
とのことで買ってからやったメンテを書いていきます。
分解する前に覚えててほしい事
オピネルナイフはどうも製造時期、ナンバーの違い等々で若干の仕様の差が多々ある製品のようです。
ナイフのピンにしてもピンの頭の形状や曲がり具合で個体差というには大きな差があります。
なのでネットで探した情報もあくまで一例として考えて、自分のナイフはどうだろうか?と探りながらやるのが良いです。
分解
ロックリングを外す
「ロック掛けたままブレード引っ張って開くとロックリング開くよw」と聞いてそのまま頑張る事小一時間。
バチコーン!!!とすごい勢いでブレードが閉まったりズルン!!ってリングが回転してブレードが開いたりとめっちょ危なかったのをここに記しておきます。
この個体は、リング開いている部分の反対に凹とした穴がありこれが本体側のメタルにある溝に嵌っていて、稼働領域を制限しているみたいです。
はい完成 pic.twitter.com/cT9YztuwZQ
— めびうす (@catina013) June 1, 2018
(凹部分はリングに刻印されているナンバーの後ろの所)
これが引っかかり開くごとにリングが回転するのを促しやがてリングが回転して結局外れない原因っぽいです。
この凹部分が無い奴はリングを閉めた状態でブレード開いても開けられると思います。たぶん
外し方としてはリングとグリップの隙間に他ナイフのブレードを入れてこじ開け、少しずつずらしていって引き抜きました。
ロックリングは丈夫な作りになっているので頑張って外しましょう。
ロックピンを外す
一番の難所。
軽く叩いて外れない場合諦めて削りましょう。
悪名高きオピネルの抜けないピン pic.twitter.com/dSQhnSMFQZ
— めびうす (@catina013) May 30, 2018
写真だとわかりづらいですが、結構湾曲していて抜くのも大変でした。
またこの曲がりの所為で組み立てるとき上手く入れることが出来なくてとても往生しました。
対策としてはピンの方向をペンで記して、抜いた向きと入れる向きを合わせたほうがたぶんマシになるんじゃないかな…と
まぁ自分のナイフは強引に突っ込んだので再摘出は難しくなってしまったわけですが。
ブレード部調整、組み立ては割愛
メンテナンス
油漬け
近所のディスカウントストアでアマニ油を買ってきて丸一日ほど漬けました。
浸けました pic.twitter.com/V4ko8nWRNS
— めびうす (@catina013) May 30, 2018
ナイロン袋二重で丁重に保護しました。
なるべく空気に触れないよう空気抜いとくといいかも
油漬けおわり
— めびうす (@catina013) May 31, 2018
これから乾燥させてきます pic.twitter.com/Qyv1zd9YSM
出したらまた丸一日位放置して乾燥。
出した当初べたべたしていたキッチンペーパーが乾燥していたのが印象的。
はい完成 pic.twitter.com/cT9YztuwZQ
— めびうす (@catina013) June 1, 2018
完成
ほんとオピネル個体差が大きいので例えばこれピンの頭は平らだし、買ってすぐの状態でめっちゃ刃が研がれてて紙スパスパ切っていくので「まぁそういう個体があるよねぇ」程度にネットの情報集めるといいと思いました。
まだ実戦で使ってないのでそのうちデイキャンでもしたい。